カテゴリー
報告 教育 研究

「2021年度春学期卒業研究発表会」をオンラインで開催

久しぶりの投稿となります。

2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大学はこれまでにない対応が求められましたが、情報系の学部という特性を生かして、すべてのスタッフが学びを止めない対応に全力で取り組み、大きな支障なく教育・研究を実施することができました。もちろん、対面の機会が限られたために実施できないことも多くありましたが、非対面だからこそできることもたくさんあり、その特性を生かしたことも挑戦できた(せざるを得なかったという側面もありますが)1年となりました。

東洋大学では2021年度も「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東洋大学行動指針」が適用されており、2020年度秋学期以降は、学籍番号の奇数・偶数で学生を2区分して隔日で対面授業日を設け、オンライン会議システムを活用して教員が対面・非対面を同時に授業するハイブリッド型の授業を続けています。

4年生の卒業研究・制作については、実施方法を検討した結果、システム情報コースでは、2020年度に続いて全体としては非対面でのオンデマンド型発表会を実施することになり、「2021年度卒業研究・制作春季発表会」を2021年7月21日から8月3日の2週間、東京オリンピック開催に伴う特別課題期間を活用して実施しています。

なお、発表会は大学で契約しているMicrosoft Streamを活用した非公開で行われており、システム情報コースに配属されている3年生以上のゼミ・研究室配属をしている学生と指導教員・副査が閲覧可能となっています。

システム情報コースのゼミ・研究室に配属されている3年生で閲覧を希望する方は、指導教員がメンバー登録する必要があるので指導教員に問い合わせてください。

参考資料

「2021年度卒業研究・制作春季発表会」のイメージ(一部画像処理しています)

カテゴリー
報告 教育

2019年度卒業研究・制作秋期発表会を開催

2020年1月28日(火)にシステム情報コースの2019年度卒業研究・制作秋期発表会が開催され、口頭発表とポスター発表を7教室に分かれて実施しました。発表件数は92件となりました。

卒業研究・制作が必修となって初めての発表会となりました。

研究・制作のタイトルは次の通りです。(順不同)

主査:安達由洋

  1. 自然言語処理を用いた話題特定
  2. GeneXusリファレンスマニュアルWebサイト
  3. 集団写真における画像検出と自動合成
  4. 分散表現を用いた小説テキストからの登場人物の抽出
  5. 敵対的生成ネットワークによる中国戯曲仮面の生成
  6. GeneXusにおけるクラウドストレージの活用
  7. テニス練習データ分析システムの開発
  8. エレクトーン楽譜の自動採譜システム構築
  9. GeneXusを用いた生活習慣改善アプリの開発
  10. 自然言語処理を用いたネット用語抽出システムの開発
  11. 格闘ゲームのプレイ画面からキャラクターの技の分類と情報表示
  12. GeneXusを用いた個人金銭出納帳システムの開発
  13. テキスト解析と機械学習による株価予測

主査:上原稔

  1. UiPathを用いた地方自治体税務課業務の自動化
  2. ServerlessによるNFCタグを用いた入退室管理システムの開発
  3. React.js を使用した PDFビューワの開発
  4. ブラウザで動作するタイル化サイネージの開発
  5. Webアプリケーションに対する攻撃の調査及び対策

主査:土田賢省

  1. 画像認識による製菓補助アプリケーションの開発
  2. ストレス解消向けのAndroidアプリケーションの開発
  3. 麻雀牌取捨選択支援アプリケーションの開発
  4. エゴグラムを用いたシフト表自動生成
  5. 人工知能を用いた悪口判別システムの開発
  6. センサを搭載した組み込みデバイスとAndroidスマートフォンを用いた安価な室内環境モニタリングシステムの提案
  7. MACの法則に基づくスケジューリングアプリの開発
  8. データベース問い合わせ言語の理論と応用
  9. 睡眠サイクルに基づく睡眠支援アプリケーションの提案
  10. オーディオの特定成分を用いた波形生成アルゴリズム
  11. RPAを用いた履修計画ツールの提案
  12. 信号待機時間を考慮した歩行者の到着時間予測システム
  13. 小学校低学年向け学習意欲向上支援アプリケーションの開発
  14. アルゴリズム学習に基づくコンピュテーショナル・シンキング能力育成アプリケーション開発
  15. レビューの感情語を利用した映画推薦システム

主査:三原孝志

  1. ブロックチェーン作成における合意形成アルゴリズムの問題点
  2. ブロックチェーンにおけるブロック構造の比較
  3. 暗号資産のセキュリティの調査
  4. ブロックチェーンを用いた経歴管理システムの構築

主査:大塚佳臣

  1. 社会的・経済的側面からみた国別の二酸化炭素排出特性の評価
  2. 埼玉県越谷市出羽堀の水質改善がもたらす便益評価と合併浄化槽への転換推進に向けた情報提供
  3. 中川流域における下水道高度処理がもたらす便益の金銭価値評価
  4. 海洋プラスチックの観点からみたレジ袋、プラスチックストロー廃止に対する消費者の意識の評価
  5. 松岡修造氏と気温の関係にみる日本人のエンターテインメントとしてのデマゴギー
  6. 空き家発生率に影響を与える要因評価とその削減に向けた方策
  7. 曲のコードおよびコード進行の違いによる曲の印象と感情の関連評価
  8. 日本におけるキャッシュレス決済の課題と仮想通貨の利用可能性
  9. 書店減少の要因評価とその改善策
  10. コンビニとスーパーの選択行動要因の評価とこれからの小売店のあり方の考察
  11. 日本の芸術鑑賞活動促進に向けた提案
  12. スーパーカーの将来
  13. 急性アルコール中毒に至る要因とその影響度の評価
  14. 電気自動車普及に向けた課題と対応策
  15. 社会インフラサービス継続レベルに対する消費者の意識評価

主査:尾崎晴男

  1. 税金に関する研究
  2. キャッシュレス決済の課題と施策
  3. 次世代自動車の普及への課題
  4. 認知症の理解と共生
  5. 新たな依存症「ゲーム障害」について
  6. 日本の食文化の研究
  7. 私が聴いた2010 年代の音楽とこれから聴く2020 年代の音楽
  8. 自動運転の課題と将来性
  9. 5Gの用途と懸念される問題点
  10. 鉄道と情報技術
  11. ローカル鉄道と価値

主査:小瀬博之

  1. 企業におけるLGBT等のセクシャル・マイノリティへの取組の現状と課題
  2. 高齢社会における高齢者の交通の現状並びに今後のサービスに関する研究
  3. 商店街におけるキャッシュレス化の現状と推進の方策
  4. 栃木県及び大崎市における認知度向上施策の現状と課題
  5. 無農薬・無化学肥料の水稲栽培における自動運転除草ロボットの開発
  6. 東洋大学「こもれびの森」植物図鑑の制作

主査:島田裕次

  1. 働き方改革について
  2. Blockchainに関する研究
  3. マイナンバー制度利用拡大に関する研究
  4. サイバー犯罪と情報セキュリティ意識の改革について
  5. スマホ依存が引き起こす様々な問題
  6. IoTインフラ後のセキュリティソリューション
  7. 大学生のスマホ事情
  8. 日本におけるキャッシュレス化に関する研究
  9. 選挙の電子投票とIT化について
  10. 情報の「価値」について
  11. IT人材不足についての今後の対策
  12. ITがもたらす心理的ストレスについて
  13. 金融業界におけるIT革命(FinTech)について
  14. IT の進化によるギャンブルの進化

主査:武市三智子

  1. ECサイトの普及に伴う実店舗への影響と実店舗が生き残るための施策
  2. 天候、気温の変化によるたい焼きの売り上げへの影響
  3. NPBのドラフトと選手契約についての課題と改善点
  4. インターネット社会での新聞の再興の研究
  5. スーパー業界からみるスーパーの可能性
  6. 先進テクノロジーとマーケティング5.0
  7. コンビニの売上上昇のための施策
  8. 現代の若者における消費者行動の傾向 -若者におけるプレゼント代の増額-
  9. 自動車の変化と未来
カテゴリー
報告 教育

2年次演習の成果発表会を開催

2年次の必修科目「総合情報学演習IIシス」(2019年度)では、2020年1月21日(火)3・4限に成果発表会を実施しました。

この演習は、システム情報コースの2年次演習として、ICTを活用したシステムを「利用する側」および「提供する側」 双方の能力を養うことを目的としています。

テーマとして「少子高齢化」を扱い、少子高齢化がもたらす影響を定量的に把握した上で、少子高齢化社会に対応するための組織マネジメント能力、製品・サービス企画開発能力を高めるための演習を行いました。

下記のスケジュールに沿って演習を進めて、興味のあるテーマに分かれてグループワークを行い、1月21日に成果を報告しあい、課題に対する認識を深めました。

<講義スケジュール>

  • 第1回(9/24):ガイダンス 
  • 第2回(10/1):テーマ解説(少子高齢化とは何か、各演習の紹介)
  • 第3回(10/8):少子高齢化社会の形成条件を見つける<担当:尾崎晴男>
  • 第4回(10/15):少子高齢化社会に関する市民・消費者意識の分析<担当:石村光資郎>
  • 第5回(10/22):少子高齢化社会に向けた商品開発<担当:武市三智子>
  • 第6回(10/29):少子高齢化問題のIoTの活用による解決法<担当:後藤隆彰>
  • 第7回(11/12):少子高齢化社会における持続可能なコミュニティ設計<担当:小瀬博之>
  • 第8回:(11/19)少子高齢化社会とデジタル・ガバメント<担当:島田裕次>
  • 第9回:(11/26)少子高齢化問題の情報セキュリティによる解決法<担当:三原孝志>
  • 第10回:(12/3)少子化対策に向けた若者の結婚観の分析<担当:大塚佳臣>
  • 第11回:(12/10)少子高齢化問題のソフトウェア開発による解決法<担当:土田賢省>
  • 第12回:(12/17)少子高齢化問題の人工知能による解決法<担当:安達由洋>
  • 第13回:(12/24)少子高齢化問題のクラウドによる解決法<担当:上原稔>
  • 第14回:(1/7)グループワーク(少子高齢化がもたらす問題の解決策の提案)
  • 第15回:(1/21)成果発表会

<各グループのテーマ>

  1. 少子高齢化による労働者不足と自動運転車(自動運転車が少子高齢社会に貢献する)
  2. 高齢者に寄り添う運転サービス(自動運転車が少子高齢社会に貢献する)
  3. 少子高齢者化社会に関する市民・消費者意識の分析<消費高齢化についてのアンケート>
  4. 少子化対策に向けた若者の結婚観の分析(男性検討班、女性検討班)<恋愛・結婚アンケート>
  5. 少子高齢化社会に向けた商品<弁当>開発「らくらくいろドリア」
  6. 少子高齢化社会に向けた商品<弁当>開発「野菜たっぷり!ヘルシーすき焼きうどん」
  7. 少子高齢化社会における持続可能なコミュニティ設計 <理想の 住みたいまちの課題と解決、情報を活用したサービス>
  8. 少子高齢化対策 〜デジタルガバメント〜 <テレワーク>
  9. 少子高齢化とデジタルガバメント <地方活性化、テレワークの活用、地方へ働く人のための子育て支援>
  10. 少子高齢化社会のIoTによる解決法 〜カミの眼〜 <オートフォーカスメガネ>
  11. 少子高齢化社会のIoTによる解決法 〜まーテレ〜 <テレビ+ラジオ+新聞+Webブラウジングのできるリモコン付きテレビ型インターネット端末、みまもりサービス+遠隔診療連携>
  12. 少子高齢化社会のIoTとソフトウェア開発による解決法 〜ヘルプステッキ〜
  13. 少子高齢化社会のIoTによる解決法 〜MOC(Mind Operation Chair)〜 <脳波、人工知能、見守りサービス>
  14. 少子高齢化問題の人工知能による解決法(医療現場へAIを利用1)<画像認識による診断>
  15. 少子高齢化問題の人工知能による解決法(医療現場へAIを利用2)<看護師労働量削減、病気の早期発見、病気診断アプリケーション、医療従事者の労働環境の改善、入院患者の容体把握、薬剤師のAI化>
  16. 少子高齢化問題の人工知能による解決法(育児・保育に対するAI)<ロボットAI:話し相手になってくれる会話ロボット、子供見守りシステム;システムAI:育児施設の事務作業の補助機能、感情分析機能>
  17. 少子高齢化問題の人工知能による解決法(自動車のセキュリティとインターフェイスへのAIを利用)<顔認証ドア解錠、虹彩認証エンジン始動>
  18. 少子高齢化問題の人工知能による解決法(老人レシピへAIを利用)
  19. 少子高齢化問題のクラウドによる解決法(無人コンビニ)<顔認証、無人レジ、自動廃棄、自動仕入れ・発注、売上計算。自動店内清掃、盗難対策>
  20. 少子高齢化問題のクラウドによる解決法(AIハウスキーパー)<音声検索アシスタント—緊急通報、朝の挨拶メール、買い物手配、音楽、ロボット掃除機>