2年次の必修科目「総合情報学演習IIシス」(2019年度)では、2020年1月21日(火)3・4限に成果発表会を実施しました。
この演習は、システム情報コースの2年次演習として、ICTを活用したシステムを「利用する側」および「提供する側」 双方の能力を養うことを目的としています。
テーマとして「少子高齢化」を扱い、少子高齢化がもたらす影響を定量的に把握した上で、少子高齢化社会に対応するための組織マネジメント能力、製品・サービス企画開発能力を高めるための演習を行いました。
下記のスケジュールに沿って演習を進めて、興味のあるテーマに分かれてグループワークを行い、1月21日に成果を報告しあい、課題に対する認識を深めました。
<講義スケジュール>
- 第1回(9/24):ガイダンス
- 第2回(10/1):テーマ解説(少子高齢化とは何か、各演習の紹介)
- 第3回(10/8):少子高齢化社会の形成条件を見つける<担当:尾崎晴男>
- 第4回(10/15):少子高齢化社会に関する市民・消費者意識の分析<担当:石村光資郎>
- 第5回(10/22):少子高齢化社会に向けた商品開発<担当:武市三智子>
- 第6回(10/29):少子高齢化問題のIoTの活用による解決法<担当:後藤隆彰>
- 第7回(11/12):少子高齢化社会における持続可能なコミュニティ設計<担当:小瀬博之>
- 第8回:(11/19)少子高齢化社会とデジタル・ガバメント<担当:島田裕次>
- 第9回:(11/26)少子高齢化問題の情報セキュリティによる解決法<担当:三原孝志>
- 第10回:(12/3)少子化対策に向けた若者の結婚観の分析<担当:大塚佳臣>
- 第11回:(12/10)少子高齢化問題のソフトウェア開発による解決法<担当:土田賢省>
- 第12回:(12/17)少子高齢化問題の人工知能による解決法<担当:安達由洋>
- 第13回:(12/24)少子高齢化問題のクラウドによる解決法<担当:上原稔>
- 第14回:(1/7)グループワーク(少子高齢化がもたらす問題の解決策の提案)
- 第15回:(1/21)成果発表会
<各グループのテーマ>
- 少子高齢化による労働者不足と自動運転車(自動運転車が少子高齢社会に貢献する)
- 高齢者に寄り添う運転サービス(自動運転車が少子高齢社会に貢献する)
- 少子高齢者化社会に関する市民・消費者意識の分析<消費高齢化についてのアンケート>
- 少子化対策に向けた若者の結婚観の分析(男性検討班、女性検討班)<恋愛・結婚アンケート>
- 少子高齢化社会に向けた商品<弁当>開発「らくらくいろドリア」
- 少子高齢化社会に向けた商品<弁当>開発「野菜たっぷり!ヘルシーすき焼きうどん」
- 少子高齢化社会における持続可能なコミュニティ設計 <理想の住みたいまちの課題と解決、情報を活用したサービス>
- 少子高齢化対策 〜デジタルガバメント〜 <テレワーク>
- 少子高齢化とデジタルガバメント <地方活性化、テレワークの活用、地方へ働く人のための子育て支援>
- 少子高齢化社会のIoTによる解決法 〜カミの眼〜 <オートフォーカスメガネ>
- 少子高齢化社会のIoTによる解決法 〜まーテレ〜 <テレビ+ラジオ+新聞+Webブラウジングのできるリモコン付きテレビ型インターネット端末、みまもりサービス+遠隔診療連携>
- 少子高齢化社会のIoTとソフトウェア開発による解決法 〜ヘルプステッキ〜
- 少子高齢化社会のIoTによる解決法 〜MOC(Mind Operation Chair)〜 <脳波、人工知能、見守りサービス>
- 少子高齢化問題の人工知能による解決法(医療現場へAIを利用1)<画像認識による診断>
- 少子高齢化問題の人工知能による解決法(医療現場へAIを利用2)<看護師労働量削減、病気の早期発見、病気診断アプリケーション、医療従事者の労働環境の改善、入院患者の容体把握、薬剤師のAI化>
- 少子高齢化問題の人工知能による解決法(育児・保育に対するAI)<ロボットAI:話し相手になってくれる会話ロボット、子供見守りシステム;システムAI:育児施設の事務作業の補助機能、感情分析機能>
- 少子高齢化問題の人工知能による解決法(自動車のセキュリティとインターフェイスへのAIを利用)<顔認証ドア解錠、虹彩認証エンジン始動>
- 少子高齢化問題の人工知能による解決法(老人レシピへAIを利用)
- 少子高齢化問題のクラウドによる解決法(無人コンビニ)<顔認証、無人レジ、自動廃棄、自動仕入れ・発注、売上計算。自動店内清掃、盗難対策>
- 少子高齢化問題のクラウドによる解決法(AIハウスキーパー)<音声検索アシスタント—緊急通報、朝の挨拶メール、買い物手配、音楽、ロボット掃除機>